丸い爪でも立ててみる

投稿日:2023/06/14 更新日:2024/01/21

43回 使い慣れたキャラを解説してみる【アルハイゼン編】

はじめまして、すらです。

今回は口を開けば人の嫌味しかしゃべれない、筋肉モリモリ(上半身)のお兄さんの解説記事です。

息を吐くように嫌味を言う姿に、もはやネタキャラのような扱いになりつつありますね。

〇〇なのか?俺は〇〇だが。というこのアルハイゼン構文も、3.7予告番組でアルハイゼン自らが使用したことでTwitterのトレンドに入ってたりしてましたねw

 

しかしスメールのストーリーにおいては缶詰知識を教えてくれたり、ナヒ様救出作戦を計画したりとキーパーソンでした。

そんな頭脳派(筋肉)のアルハイゼンの記事になります。

 

※以前投稿したアルハイゼンの立ち回りという記事と内容が重複する部分があります。

 

 

アルハイゼンってどんなキャラ?

元素   : 

武器   : 片手剣

適正クラス: アタッカー

レベル突破ステータス: 草元素ダメージ

 

レベル90解放で草元素ダメージが28.8%上昇します。

サポート能力が一切ない純アタッカーです。(4凸はサポ効果あり)

無凸で強いアタッカーとしてよく挙げられる綾華・胡桃と肩を並べる性能を持っており

アタッカーを求めている人には引いておいて損はないキャラクターです。

 

アルハイゼンの強みは通常攻撃で高火力の範囲攻撃を出せることでしょうか。

また、探索性能も一応あります。(後述)

逆に弱みは最大火力を求めるなら脳死でポチポチしていれないキャラということです。

常にスタックの数を意識しながらスキル・重撃を行わないといけないので。

そしてスキルクールタイムが異常に長いので、一度コンボルートから外れると軌道修正までにやや時間がかかることでしょうか。(後述)

ただ、このスキルクールタイムの長さもアルハイゼンというキャラの立ち回りを理解すれば、あまり長いと感じなくなります。

 

 

アルハイゼンの「琢光鏡」について

アルハイゼンの通常攻撃は光幕攻撃と呼ばれる追撃を発生させることができます。

この光幕攻撃を発生させるには「琢光鏡」と呼ばれるスタックを所持している必要があり、そのスタックを獲得するには様々な方法(後述)があります。

最大で3スタックまで獲得でき、4秒ごとにスタックを消失していきます。

スタックの所持数によって光幕攻撃の追撃が変化しますので、アルハイゼンはこのスタックのやりくりをして戦っていくスタイルとなっております。

実際に通常攻撃・スキル・爆発の効果とともにスタック関連についても見ていきましょう。

 

通常・重撃攻撃

アルハイゼンのダメージソースはスタック所持時の光幕攻撃ですが、通常攻撃での攻撃も意外とバカに出来ません。

スタックが1以上ある場合はすべての通常攻撃が草元素ダメージに変化しますので、

激化がのれば5桁ダメは軽く出せますのでしっかりと天賦レベルを上げておくことをおススメします。

ちなみにスタックの数によって通常攻撃の威力の増減はありません。

 

また、12秒に1回重撃(落下攻撃)を行うことでスタックを1獲得できます。

3スタック維持(後述「立ち回り」にて解説)に欠かせない能力なので覚えておきましょう。

 

 

元素スキルについて

1HITの草元素ダメージを敵に与えます。

スキルを使う前にスタックを所持していた場合は、スタックの数を+1します。

スタックを所持していない場合、スタックの数を+2します。

スタックの増加はスキル発動がトリガーなので、敵に当てなくても大丈夫です。わざと当てない理由はありませんが。

長押しするとどこにスキルを発動させるか自身で決めることができます。

 

獲得粒子はスキル本体では0個、光幕攻撃を行うごとに1個生成されます。

 

モーションをよく見ると実はで殴ってるんですよね。

その鍛え上げられた肉体をしっかり活かしているようです。

 

探索での使い道

探索でも一応使えると書いたのは、スキル長押しで空へ浮かべるからです。

似た挙動では刻晴のスキルがありますが、刻晴よりも上方向への移動ができます。

ただクールタイムがめっちゃ長いので頻繁に使えるわけではなく、

いざ戦闘に入ったときにクールタイムを待たなくてはいけないという場面もでてくるでしょう。

ですので、「一応」と書かせてもらいました…。

 

元素爆発について

70族の元素爆発で所持しているスタック数によってHIT数が増減します。

元素爆発のICDは3hitでリセットですので、

スタック0~1のときに2回、スタック2のときに3回、スタック3の時に4回激化を起こせます。

 

また、元素爆発後にスタックを獲得できますが、爆発を使用する前にいくつスタックを所持していたかで獲得数が上下します。

0スタックから元素爆発→3スタック獲得

1スタックから元素爆発→2スタック獲得

2スタックから元素爆発→1スタック獲得

3スタックから元素爆発→スタック獲得なし

 

ちなみにスタックが追加されるのが発動から3.2秒後。もちろん激化で使用したいアルハイゼンですが、

爆発を使用したあとに「やべっ、雷の付着させてなかった!」となっても3.2秒以内に行えるなら

爆発使用→雷キャラチェン&スキル使用→アルハイゼンキャラチェン→スタック獲得

とすることができます。地味に便利ですね。

 

光幕攻撃について

アルハイゼンを使う上で最も重要なのがこの光幕攻撃。

スタックがある状態で通常・重撃・落下攻撃を行うと1.6秒間隔で草元素ダメージの追撃が行われます。(光幕攻撃)

所持しているスタック数で行われる光幕攻撃が変化しますが倍率自体はすべて同じでHit数が異なります。

【上記動画のスタック獲得はスキルで+2、落下攻撃で+1】

光幕攻撃のICDが2HITリセットなので、スタック3のときの3HIT光幕攻撃は2回激化を起こしながら行うことができます。

上記動画の右の雷スライムがすべて会心を起こせてるのでわかりやすいです。14800、6300、14800とダメージが出ているのがわかると思います。

(連続で3Hit光幕攻撃を行う場合は2回激化→1回激化→2回激化…を繰り返す)

もちろん3スタック時の光幕攻撃が一番火力が出るので、いかに3スタックの状態で光幕攻撃を繰り返せるかがアルハイゼンを使用する上でのキモになると思います。

 

また、こちらの固有天賦により光幕攻撃と元素爆発の火力が上がります。

熟知1000の時に最大バフになります。

聖遺物のサブオプションで少しでも多くの元素熟知を稼ぎたいですね。

 

アルハイゼンの立ち回り

スタックを溜めて高火力元素爆発をするというよりは、いかに3スタック維持しながら3HIT光幕攻撃を続けられるか。

が、アルハイゼンをうまく使いこなす方法と紹介しました。

もちろん、3スタック元素爆発は強力ですが、撃ち終わった後はスタック回収ができず

めちゃめちゃ長いクールタイムを待たないといけないのでキャラチェンジしないといけなくなってしまいます。

ダブルアタッカー編成であれば問題ないですが、今回は元素爆発はあくまでスタック貯めのために使うことを前提に立ち回りを考えたいと思います。

 

スタックを獲得できる方法をまとめてみます。

①12秒1回の重撃or落下攻撃で+1

②スキル使用後に+1 or +2

③元素爆発使用後に+1~3

以上がスタックを獲得できる行動です。

この中から長時間3スタック維持をできる組み合わせは③→②→①(③→①→②)になります。

実際に動かしてみます。

  1. 初手元素爆発でスタックを3つ獲得
  2. 通常攻撃で3HIT光幕攻撃を2回発動
  3. 時間経過でスタックが-1されるのでスキル(or重撃)でスタックを+1して3スタックを維持
  4. 通常攻撃で3HIT光幕攻撃を2回発動
  5. 時間経過でスタックが-1されるので重撃(orスキル)でスタックを+1して3スタックを維持
  6. 通常攻撃で3HIT光幕攻撃を2回発動
  7. 時間経過でスタックが-1されるので、キャラチェンジして他のキャラのスキルや爆発をまわす

7.でそのまま攻撃を続けてもいいですし、そこはお好みですね。

上記の動画では6.が終わった段階でスキルのクールタイムがあと8.5秒でした。

他のキャラのスキル・爆発を使っていればそれくらいは経つかなって感じです。

もっと言えば3.に到達するまでに6秒ほど必要ですので、この時点での残りクールタイムは実質2.5秒と考えてもよさそうですね。(爆発をループできる前提の考えですが)

 

元素爆発が溜まっている場合はこの組み合わせが最も長時間3スタック維持ができます。

ナヒーダ(のスキル)と一緒に使っている場合は、アルハイゼンの元素爆発が再び溜まっていると思うので1~7の手順をループできると思います。

敵が生きているかは怪しいですが…。

 

では元素爆発が溜まっていない場合はどうか。

即座に3スタックにするにはスキル→重撃or落下攻撃をするしかありません。

しかしここで注意したいのが、重撃ではなく落下攻撃でなくてはいけないということです。

こちらはスキル→重撃を行ったものです。

重撃後は確かに3スタックになっていますが、重撃を出すために1回通常攻撃が出てしまい、それに反応して2スタック光幕攻撃が発動してしまっています。

1.6秒間隔で光幕攻撃が発動しますので、これだと3スタック時に光幕攻撃が1度しか行えなくなってしまうので少し損してしまいます。

 

なのでこのように重撃ではなく落下攻撃でスタックを獲得する必要があります。

落下攻撃に合わせて光幕攻撃が発動しますので、3スタック時に2回の光幕攻撃を発動させることができます。

ここで勘違いしやすいのが落下攻撃を行うからといって上空にスキルを発動させる必要はないです。

マルチでアルハイゼンを使っている人で、空に向かってスキルを使っている人をよく見かけます。

それだとスキル本体を空振りさせることになるので、そのダメージの分だけ損してしまいます。

たとえ地面に向かってスキルを発動させたとしても落下攻撃は行えます。覚えておきましょう。(もちろん長押し時の話)

 

 

武器について

萃光の裁葉

まずはモチーフ武器から。未所持なので説明からの感想しか言えません。

レベル90で基礎攻撃力が542、会心ダメが88.2%上昇します。

会心ダメの上昇が高い変わりに基礎攻撃力が☆5最弱になっています。

ただアルハイゼンにとっては攻撃力はさほど必要なく、元素熟知の値の方が火力につながるので大したデメリットにはなりません。

武器効果に会心率+4%あるのも地味にうれしいですね。

武器効果が切れるのが12秒経過、または28回の通常攻撃or元素スキルとなっていますが、

12秒以内に28Hitさせるのはむりでしたので、この武器効果は常に発動すると思っていいでしょう。

通常攻撃と光幕攻撃(スキル)で戦うアルハイゼンにとって、最善の武器でしょう。

 

霧切の廻光

アルハイゼンは霧切の廻光の全ての条件を満たせるキャラクターになっています。

3スタック維持の立ち回りで紹介した元素爆発始動のコンボルートでも最初から武器効果をフルに活かすことができます。

ただアルハイゼンの突破ステータスが草元素ダメージなので、やや元素ダメバフが過剰になりがち

高い基礎攻撃力も無駄ではないが、あまりありがたいとは言えず、モチ武器のイカれた会心ダメアップにはかなわないでしょう。

 

盤岩結緑

安定の盤岩結緑さん。

モチ武器と同じく、基礎攻撃力が最弱の代わりに会心率を爆盛できます。

アルハイゼンは基礎HPが多いらしく、他のキャラよりも武器効果の恩恵が多いみたいです。

効果が薄いとはいえ、攻撃力もあって損はないので地味にうれしいですね。

見た目もアルハイゼンとぴったり。

 

祭礼の剣

元素スキルの長いクールタイムを一度だけリセットできる武器。

光幕攻撃はスキル扱いなので、精錬1でもリセットは容易に発動させることができるでしょう。

火力武器や熟知武器にはかないませんが、やや重めの元素爆発のチャージにも貢献できますので、☆5武器がない場合はあり。

 

腐植の剣

光幕攻撃を強化してくれる実は使える武器です。

祭礼と同じくチャージに貢献できますので、こちらの武器もありでは。

「持っているなら」ですが…。(最初期のイベント武器)

 

黒剣

通常攻撃もなかなか強いアルハイゼンにはこちらの紀行武器もありだと思います。

回復効果あるのが地味に便利。

草元素キャラは敵やパーティによっては開花がおき、いつの間にか被ダメが多くなっている元素ですので。

☆5武器がなく、火力をあげたいなら黒剣でいいと思います。会心率が上がるのはとても素晴らしいので。

 

熟知武器について

スキル(光幕攻撃)や元素爆発は元素熟知も参照するので熟知武器ももちろんありです。

アルハイゼンの元素熟知の値が低いほど、熟知武器による火力アップが見込めるので、

装備している聖遺物から熟知が低いのか高いのか見てから判断しましょう。

だいたい400を超えていたら火力武器の方が火力アップになります。

 

聖遺物について

金メッキ

元素熟知がある分だけ強くなるアルハイゼンにとって最適は金メッキと言えるでしょう。

全員の元素はバラバラにすれば230の元素熟知を聖遺物効果だけで盛れます。

草共鳴を使うために草元素キャラを2人採用しても、180もの熟知を盛れますね。

プラスで草共鳴でさらに熟知が上がるので草2人+他元素がオススメです。

 

深林

もしパーティに深林を装備しているキャラがいない場合は、こちらの採用をおススメします。

草2人編成の相方に持たせて、アルハイゼン自身は金メッキを装備させるのが一番いいですが、

アルハイゼン自身が深林を装備することによって、パーティによって火力が左右されなくなりますので、

マルチでやることが多い人などはこちらのほうがオススメです。

 

熟知+80 × 2

楽団や金メッキ、楽園などの2セット、2セットでも全然問題ないと思います。

金メッキを4部位揃えるのが難しい人はこちらで。

 

聖遺物のオプションについて

時計は熟知、杯は草ダメ、冠は会心

攻撃力よりも熟知を伸ばした方が火力が上がるので時計は熟知です。

サブオプションは会心優先の熟知も欲しいって感じですね。

欲を言えば、チャージも欲しいところ…。

 

 

天賦について

通常攻撃・スキル・元素爆発すべて上げて損はないでしょう。

やはり光幕攻撃が強いので、スキル最優先でもいいと思います。

 

 

パーティ編成について

私のオススメパーティを2つ紹介します。

草の相方には、ナヒーダを採用しています。

ナヒーダのスキルは長時間裏から追撃を行うことができ、深林4セットの効果を維持できるからですね。

元素爆発でパーティの熟知を底上げできるのも良ポイント。

雷キャラは忍を採用。こちらは回復と高頻度の雷付着のためです。雷電でもいいんですが、回復が欲しいので。

シールダーには鍾離を。カチコチのシールドとデバフがやっぱり強いので。

そもそもシールドっている?って話ですが、光幕攻撃のトリガーが通常攻撃なんですが、アルハイゼン自身は中断耐性を持っているわけではないので、

敵の攻撃にひるんで攻撃が出来ないと光幕攻撃も行えなくなってしまいます。

せっかくの3スタック状態の時に攻撃できなかったら残念なので、私は入れたほうがいいと思ってます。

 

こちらは激化と一緒に超開花も起こしちゃおうよってパーティですね。

白朮おじさんは激化・開花バフとシールドと回復となんでもできる人なのでかなり優秀です。

元素爆発の追撃も高い頻度で行われるので深林の効果も維持できます。

白朮が回復できるので、雷は忍でなくても大丈夫です。が、忍以外に高頻度で裏から雷付着できるのは雷電くらいしかいません。(爆発まわるなら北斗も)

私は雷電を熟知ビルドにしていないので忍を採用しています。

 

 

まとめ

アルハイゼンは激化によってお手軽に高火力を出せるアタッカーです。

スキルで宙に浮けるというちょっとした探索能力も持っています。長身で男なので足も速いですしね。

個人的にはかなりコスパのいいキャラだと思いますよ。

 

ただ、ちょっと考えながら戦闘をしなくてはならないという点が人を選ぶのかなあと思います。

スキルのクールタイムの長さも立ち回りを理解するとよく考えられているな~と思いますが、

一度手順を間違えると、かなり長いクールタイムを待たなくてはいけないことになりますからね。

 

前回のアルハイゼンの記事にも書きましたが、

アルハイゼンは別にアルハイゼンじゃないとできない何かはないです。

なのでアタッカーに困っていないなら、無理して引くキャラでもないです。

 

アルハイゼンというキャラが好きなら引きましょう。すらでした。

 


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)