丸い爪でも立ててみる

投稿日:2023/08/04 更新日:2023/08/08

WetFunctionRedux SEの導入方法

5秒でわかるこのMOD

キャラクターが汗をかいたり水にぬれたりしてテクスチャが変動する!
以上!

 

はじめまして、すらです。

今回は特定の条件下でキャラクターが汗をかいたり水にぬれたりするMOD、WetFunctionRedux SEを紹介します。

以下の条件でプレイヤーキャラクターのボディテクスチャが変化します。

 

・雨、雪などの天候
・水場に侵入
・体力、スタミナ、マジカを一定以上消費
・スプリント、ランニング、スニークなどの動作変化
・薪割り、鍛造の作業
・Sexlab アニメーション中のアクターの状態変化

(データベースより引用)

 

 

導入方法は2種類ありまして、NexusModsからDLする方法と、LoverslabからDLする方法です。

オススメなのがLoverslabからの導入です。Loverslabのアカウントを作成する手間がありますが、

NexusModsから導入する場合もテクスチャをDLするために結局Loverslabのアカウントを作成しなくてはならないので初めからLoverslabで進めた方がいいです。

 

 

前提MOD

SkyUI

PapyrusUtil SE – Modders Scripting Utility Functions

RaceMenu

 

Loverslabからの導入

こちらのほうが簡単なので今回はこちらの導入方法を紹介します。

LoverslabのこのMODのページへ行きます。(R18コンテンツなので注意)

アカウントがない場合は作成してログインしないとMODをダウンロードできません。

ダウンロードしたらMO2に入れます。

ここからですね。圧縮ファイルのまま入れられます。

はい、これで導入完了です。

LoverslabからMODをダウンロードする場合は、すでにテクスチャ付きでダウンロードできるためそのまま使えます。

(入っているのはCBBE用のテクスチャなのでUNPを使っている方はUNP用のテクスチャにする必要があります。

テクスチャの変更はz次項で解説しています。)

 

 

 

テクスチャの変更方法

UNPを使用している人はテクスチャの変更が必要です。

UNP用テクスチャはこれ 1~4kのどれかを選んでください。

 

テクスチャがDL/解凍できたらMO2からWetFunctionRedux SEを左クリック→エクスプローラーで開く

開かれた場所にDLしてきたTexturesフォルダをぶち込みます。(ScriptsフォルダやInterfaceフォルダと並んで入ればOK)

これでOKです。

 

使用方法

MCMからTargetタブを選び、Select targetで自分を選びます。

下にstart effectとあるのでそれを押します。

これでプレイヤーキャラクターが汗をかいたり、水にぬれたりして肌のテクスチャが変更されるようになります。

 

 

ファイル構成を軽く解説

一部のテクスチャを変更したい方のためにファイルの構成を解説します。

wethead_s.dds

wethand_s.dds

身体

wet_001_s.dds

wet_010_s.dds

wet_011_s.dds

wet_100_s.dds

wet_101_s.dds

wet_110_s.dds

wet_111_s.dds

で、構成されています。

なぜ身体がこんなにたくさんあるのかというと、このMODでは

・発汗している状態(テカリ)

・水が付いている状態(滴)

・アソコが濡れている状態

の3種類を監視して、それぞれの状態に合わせたテクスチャを呼び出しています。

(もしかしたら左1桁は水濡れ状態のみで汗は関係ないかも。)

例えば、キャラクターが発汗していて滴が付いている状態ならwet_110_s.ddsが呼び出されます。

アソコだけが濡れている状態ならwet_001_s.dds

発汗、滴、アソコが濡れているならwet_111_s.dds

 

なんとなく理解できましたか?

 

テクスチャを作成する手順

ファイル構成がわかったということで、今度は滴のテクスチャを別のものに変えてみたいと思います。

滴が使われているのはファイル名の数字3桁の左が1になっているものですね。

ということで

wet_100_s.dds

wet_101_s.dds

wet_110_s.dds

wet_111_s.dds

この4つddsファイルを変えたいと思います。

 

そこで私は肌を濡らすことができるSKINMODとして有名なところから該当のddsファイルを拝借しようとしました。

ところが

・Fair Skin Complexion

・The Pure CBBE and UNP – 4K or 8K Female Skin Textures

・Leyenda Skin

これらをDLして中見てわかったんですが、すべてのMODがWetFunctionRedux SEの滴のテクスチャと同じものを使っていました。

意外とみんな使いまわしてるのね…。

てことで入れ替えるテクスチャってもしかしてない?と思っていたところついに見つけました。

Demoniac- High Quality Glossy Female Body Texture

WetFunctionRedux SEの滴のテクスチャと似ていますが、びみょーに違う模様。

さっそくこのMODのテクスチャを移植してみたいと思います。

 

 

MODをマニュアルDLをして解凍します。

解凍したフォルダを見ていくと

CBBE\Specular\CBBE_s_v2_4K\textures\actors\character\female\femalebody_1_s.dds

こちらが使いたい滴のしたたるテクスチャになります。

このfemalebody_1_s.ddsをWetFunctionRedux SEの

wet_100_s.dds

wet_101_s.dds

wet_110_s.dds

wet_111_s.dds

に適用させればいいわけですね。

 

 

ddsファイルを編集するためにGIMP(無料)が必要です。

GIMPでddsファイルを開けるようにするにはプラグインを入れる必要があります。

GIMPddsプラグイン

DLしたら解凍してdds.exeをplug-insフォルダへ入れます。

私の場合はここ。

これでプラグインの設置は完了ですので、さっそくddsファイルを作成していきます。

 

①まずはwet_100_s.ddsから作成します。

これは滴だけが身体に適用されている状態なので、femalebody_1_s.ddsをそのままコピーしてwet_100_s.ddsとリネームするだけでいいです。

こんな感じ。

わかりやすいようにドライブ直下に「Textures」という新しいフォルダーを作ってwet_100_s.ddsを移動させておきましょう。

※パスに日本語を含まない場所だったらどこでもいいです。私はC:\Textures\wet_100_s.ddsとしました。

 

②次にwet_101_s.ddsを作成します。

これはアソコが濡れていて滴がある状態なのでwet_001_s.dds(アソコだけ濡れている状態)を読み込んでから、その上に上で作成したwet_100_s.ddsをかぶせて作成します。

まずWetFunctionRedux SEのwet_001_s.ddsを読み込みます。

GIMPでの読み込み方ですが、左下の検索窓からGIMPと入力してから右クリック→管理者として実行を押します。

GIMPが開いたら左上のファイル→インポートを押してddsファイルを選択してあげます。

フォルダを1つ1つ辿っていくのは大変なので、オススメなのがMO2のデータタブから開きたいddsファイルを探して、右クリック→エクスプローラーで探し出すをします。

すると開きたいddsファイルがあるところでエクスプローラーが開いてくれるので、パスをコピーして

GIMPの場所というところにパスを貼り付けます。検索ではないので注意

パスが長すぎると途中で切れるので、切れてしまった部分は消してください。

これで簡単に開けるはずです。

ファイルパスに「デスクトップ」などの日本語が含まれているとエラーで開けない場合があります。

私は開きたいファイルをCドライブ直下に設置してからGIMPでインポートしています。

WetFunctionRedux SEのwet_001_s.ddsが読み込めたら、①で作成したwet_100_s.ddsも読み込みます。

 

wet_100_s.ddsを開いた画面になったら右側にあるmain surfaceというのクリックしてアクティブ状態にします。

Ctrl + Cでコピー

 

wet_001_s.ddsの画面にして(左上のタブで切り替えられます)Ctrl + Vで貼り付けます。

貼り付けるとこんな感じになるのでF2を押して名前を変更します。(なんでもいい)

そうしたらmain surfaceと今コピーしてきたものの順番を入れかえます。(ドラッグアンドドロップ)

main surfaceをアクティブにして、色→色を透明度に を押します。

Colorを黒にして、Transparency thresholdを0.1くらいにしてOK。

こうすることでwet_100_s.ddsとwet_001_s.ddsを合成した感じの画像になりました。

そうしたらレイヤーを右クリックして下のレイヤーと統合を押します。

レイヤーが1つに統合されました。アソコが濡れている状態+滴が足された画像になっていると思います。

レイヤーの名前はmain surfaceに戻しておきましょう。

今こんな状態。

ここまで出来たら左上のファイル→名前を付けてエクスポートを押します。

保存する場所は①でリネームして作ったwet_100_s.ddsがあるTexturesフォルダにしましょう。

ダイアログが出てくるのでmipmapsのところをGenerate mipmapsにしてOKを押します。

ファイル名はwet_101_s.ddsです。間違えないように。

 

③wet_110_s.ddsを作成します。

といっても②とやり方は全く同じです。

WetFunctionRedux SEの発汗だけファイル(wet_010_s.dds)の上に①で作成したddsファイルをかぶせるだけです。

こんな感じ。

ここまで出来たら①でやったようにddsファイルとして保存しましょう。

ファイル名はwet_110_s.ddsです。間違えないように。保存場所も注意。

 

④wet_111_s.ddsを作成します。

②、③と同じように作業しましょう。

WetFunctionRedux SEのwet_011_s.ddsを読み込んで、①で作成したddsファイルをかぶせましょう。

 

これでTexturesフォルダーの中に4つのddsファイルができました。

これをMODとして登録したいと思います。

まずTexturesの中にActorsフォルダを作ります。さらになかにCharacterフォルダを作ります。さらに中にWetFunctionというフォルダを作ります。

このWetFunctionの中身が作成した4つddsファイルになるようにします。

そうしたら、MO2で空MODを作成します。

名前はなんでもいいですが、WetFunctionRedux SE skinreplace にしました。

MO2左側に作成されたら右クリック→エクスプローラーで開くを選択。

開いたエクスプローラーにドライブ直下に作成したTexturesフォルダをぶちこみます。

あとは本家WetFunctionRedux SEの下に持ってきて、本家を上書きするように配置すればOKです。

このようにMO2のデータタブから見た時に4つのddsファイルが上書きされていれば完璧です。

こうすればWetFunctionRedux SE skinreplaceにチェックつけた時だけ、滴を変更したテクスチャが反映されるようになります。

 

ゲーム内で確認、比較してみると…

はい、わかってましたけど、あんまりかわらないですね。

変更前(WetFunctionRedux SEのスキン)は滴の総数が少なめで滴が垂れたあとが強調された感じかな?

変更後(Demoniac- High Quality Glossy Female Body Textureのスキン)は滴の総数が多めで、垂れた感じは薄めって感じです。

 

もっとはっきり変わるようなテクスチャがあればいいんですが、

どれも似たり寄ったりで、いちいちめんどくさいことをしてテクスチャを変更するメリットはうすいですね。いまのところは。

とりあえずテクスチャの変更方法の共有ということで、紹介させてもらいました。

実際はLoverslabのWetFunctionRedux SEにもとから入っているテクスチャでいいと思います。

 

滴のテクスチャが大きく変わるものがあったら教えてください。すらでした。

 

敵の拠点を壊滅させた後は汗がぐっしょり。。。


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